左翼がサヨクにさよく時 - 4 現代日本に巣食うサヨクの具体例

4.1.2 朝日の問題点(朝日流忍法帳)

[執筆日:H22/06/01][執筆対象:朝日新聞]

1 朝日流忍法帳

 問題は、朝日が↓こういった奇奇怪怪な術を頻繁にかます点にある。

(1)朝日流忍法、取材情報源秘匿の術

 対国民攻撃&逃走用忍法。
 朝日の誤報→報道被害者が情報源開示要求→取材情報源の秘匿を理由にした拒否→真相は朝日に隠される→報道被害のみが残る。というやつだ。
 この得意技は、報道被害者からすればめちゃくちゃというほかない。つまり、報道被害者からすれば、「朝日が誤報をたれ流し→報道被害者が報道の根拠を要求→取材情報源の秘匿を理由にして根拠掲示を拒否」ということだ。誤報、でっちあげ、中傷を存分にやり、その記事の根拠を何一つ示す必要が無いということなのだ。
 更に開示を求めて裁判をやろうにも、朝日は巨大会社組織、報道被害者はおおむね個人だ。報道被害者は、朝日に上告、上告、で引き伸ばされたら財政的にも太刀打ちできなくなるのだ。
 簡単にいえば、朝日は真偽にかかわらず書き放題に書いて、抗議がきたら取材情報源の秘匿を理由にして根拠掲示を拒否していればいいという組織なのだ。

(2)朝日流忍法、社会主義政府当局の見解たれ流しの術

 対国民攻撃忍法。
 朝日やその記者が法廷などで良く使う詭弁だ。
(1)朝日やその記者が、社会主義政府当局によるプロパカンダ報道をそのまま検証せずたれ流す。
(2)それによりぬれぎぬを着せられた元日本軍兵士など報道被害者が、朝日やその記者に抗議。
(3)朝日やその記者は、自分の主張でなくあくまで社会主義政府当局の証言を書いただけだという言いぐさでかわす。
 というやつだ。

 社会主義政府当局の証言を、記者側の考え無しにたれ流したと自分で認めるということは、記者自ら自分の無能さを認めたということだ。証言を検証するという、記者に絶対必要な能力が欠如していると自ら認めていることにほかならないからだ。

(3)朝日流忍法、大朝日の看板隠れの術

 対国民逃走用忍法。
 これは朝日に限らず大新聞が頻繁に用いる技だ。簡単に言えば無記名記事のことだ。
 朝日はさんざん偏向記事を書くが記名記事が極めて少ない。記事の責任の所在があいまいなのだ。捏造記事を書かれた報道被害者は抗議の対象が新聞そのものとならざる得ず、結局うやむやとされる。
 取材にあたっての様々な特権を有し、新聞は社会の公器などといきがるのであるなら、責任の所在に関する情報を開示すべきである。自ら公的な存在だと認めるなら国民への情報開示の責務を果たすべきだ。人事その他全てにおいて。
 大朝日の看板の裏に隠れてコソコソ偏向記事を書く記者。ゴキブリみたいな連中だ。国民からの批判と不買という煙であぶりだして駆除しなければならない。

(4)朝日流忍法、共産支那政府御注進の術

 召還系対政府売国攻撃忍法。
 朝日毎日「支那政府様にご注進、ご注進!支那政府様と異なる『歴史認識』の教科書が通ろうとしておりますうう!支那政府様あああ。どうかどうかこらしめてやって下せええ。お力ををを、お力ををを。」
 支那政府当局「呼ばれて飛び出て、じゃじゃじゃじゃーん。よしよし、こらしめてやるぞお。」

 というやり取りから始まる召還系の技。
 「売国官僚かもしくは何者かが教科書検定の内部情報を朝日毎日に垂れ流す→朝日毎日が、共産支那との異なる『歴史認識』の教科書について大騒ぎし支那にご注進→共産支那が大騒ぎをして日本政府に圧力→日本政府が平身低頭し共産支那の言うがままに教科書内容書き換え。」という、売国官僚&売国マスコミ&共産支那&売国政府の一致協力による、戦後日本を漫画化したような毎度おなじみ底なしに腐り果てた展開。

(5)朝日流忍法、受験生強迫押し売りの術

 対受験生心理抑圧利益収奪忍法。
 朝日の駄文を受験問題として採用させることで、「朝日の購読は受験に有利」と宣伝し売上を得る技。
 紙面では「受験戦争」などというボキャでさんざん煽りながら自らはちゃっかり受験制度を利用する。しかも社員採用時には、ちゃっかり採用試験を行っている。「受験戦争」なるものを批判するのなら、まず自社が受験制度をやめろ。

 新聞勧誘員の無礼な暴虐の数々。新聞配達員の置かれている低賃金で劣悪な労働環境。こういうものを一切隠蔽しながら社会だの風紀だの労働環境だのについて国民に威張って説教する新聞各社。自省能力の欠如を絵に描いたような連中だ。
 間違いなくこれらから更にネットは普及する。宅配制度自体がもう時代遅れなのだ。

2 朝日の卑劣な攻撃と戦う人々も多い

 朝日の広告効果は絶大と言われる。その朝日に↑これらの卑劣な技の数々を駆使して攻撃をされたら、その被害はあまりに甚大だ。これの恐ろしさから報道被害に泣き寝入りする人も多いなかで、朝日による報道権力の暴挙を相手に敢然と立ち向かう人々も多い。
 都城二十三連隊会など多くの元日本兵や遺族たち、沖縄のダイバー、その他朝日の報道被害に泣き寝入りしなかった多くの人々に深い敬意を感じる。
 またそれを助けた多くの文筆者達も同様である。渡辺昇一氏(朝日は報復に朝日年鑑人名録から削除)、俵孝太郎氏(朝日は報復に朝日創刊誌AERAにおいてリクルートコスモス事件とかかわりがあるかのようでっちあげる)、稲垣武氏(朝日の記者だったが朝日の左翼偏向に従わなかったため左遷)、小林よしのり氏(朝日は報復に小林氏の漫画を大幅に無断借用した著作権侵害本を書評欄で宣伝)など数多くの文筆者である。

 朝日のようなでっちあげ新聞を補正するには、同じ料金に同時に値上げなどに見られる新聞各社のカルテル体質を打破する必要がある。なにより、新聞同士がでっちあげや誤報に対して目を光らせ合い、スキ(誤報、でっちあげ)あらば大々的に攻撃し合うという、正当な競争をするべきだ。互いの誤報を互いに隠蔽したり、かばいあったりしている場合も多い現状は打破する必要がある。
 記事の内容は新聞屋の商品と言えるものだ。不良品(でっちあげ、誤報)を売りつけて、のほほんとしていられる現在の有り様は絶望的だ。
 とにかく、朝日による報道被害の実例は多すぎて全てをかき切れない。もし、興味がお有りなら、年表の右にもある下記関係図書を参考にして欲しい。

 書名 :朝日新聞社最新事情
 著者 :世界日報社編
 出版社:世界日報社
   ID:ISBN4-88201-032
 説明 :新聞紙面上では、ほとんどタブー化している朝日の新聞拡張団に潜入したレポートが面白い。

 書名 :朝日新聞血風録
 著者 :稲垣武
 出版社:文芸春秋
   ID:ISBN4-16-346020
 説明 :元朝日新聞記者稲垣武氏が、内部から朝日の左翼偏向などと戦った記録。

 書名 :朝日新聞に内部崩壊が始まった
 著者 :堀本和博
 出版社:第一企画出版
   ID:ISBN4-924719-68
 説明 :サンゴ自作自演事件を中心に取り上げている。

 書名 :我、「朝日新聞」と戦えり
 著者 :俵孝太郎
 出版社:光文社
   ID:ISBN4-334-05155
 説明 :作家俵孝太郎氏が受けた朝日からのでっちあげ攻撃との闘いの記録など。

朝日新聞に関するページ

参考ページ:新聞の宅配問題を考えるホームページ

 流通経路の独占による市場支配とそれによる情報提供の寡占状態を産む元凶、新聞宅配制度を批判したページ。記事の内容をテーマ別に論評している。かなり的確。

参考ページ:報道と教育の夜明け

 朝日に掲載されている読者投稿欄の意見(つまり朝日が読者に代弁させている意見)を論評したものなど。

参考ページ:記事で綴る朝日新聞社社史

 朝日記者が引き起こした醜聞の数々を記している。

参考ページ:笑って読もう!! 朝日新聞

 朝日新聞の笑えるトンデモ記事を紹介&解説するサイト。

余談:ノストラ朝日の大予言(朝日のウリはトンデモ破滅予言本の魅力)[執筆日:H12/7/23][執筆対象:朝日新聞]

 朝日には、なんとなく不安を煽るような記事が多い。「軍靴の響き」、「危うさを感じる」みたいな煽りボキャから、遺伝子技術など科学技術への非科学的な不安熟成記事。なぜ不安を煽るような新聞が売れるのか。
 その要因の一つは、朝日のひたすら不安を煽る記事にこそあると推察する。「ノストラダムスの大予言」のようなトンデモ破滅予言本と同様の魅力が朝日にあるからだと思われる。

1: 人は不安を煽るような書物が好き

 「ノストラダムスの大予言」という大ヒットした本がある。

「1999年7の月、恐怖の大王が天より下る。アンゴルモアの大王をよみがえらせるために。その前後マルスが平穏に統治するだろう。」

 などという著者訳文で有名になったものだ。(これは意図的な誤訳といわれている。)こういった破滅本はそこそこの売り上げをあげるため、いくつも発売され続けている。

 世界の破滅を予言するような内容の本が、なぜ売れるのか。それはそもそも人は不安を煽るような話が好きだからだ。なぜそういう話が好きなのか。
 人にはおおむね漠然とした不安がある。生活苦、親族や自らの死や病気や怪我など、あらゆる不安。そういった事体が実際に起きた場合に受ける精神的なショックは大きい。それを和らげようと、人はあらかじめ不安な事体を会話や書物などによりシュミレートしたがる。何度も心の中でシュミレートしておけば、そういった不幸な事体が実際に起こった場合のショックが少なくなる。
 またそういう人々の不安物語愛好体質があるがゆえ、時に様々なデマが流れる。

 人は不安の仮想体験をしたくて、不安話を愛好すると思われる。おろらく、怪談話の愛好なども同じ気持ちから生じるのであろう。

2: ノストラ朝日の大予言

 なあんとなく不安を煽る記事の繰り返しを行う新聞に、朝日新聞がある。朝日の社説記事は、おおむね論旨が不明瞭で抽象的なものが多い。あたかも予言者の詩文のように。

 「西暦20XX年?の月、危うさを感じる大王が軍靴の響きと共に下る。戦前の大王をよみがえらせるために。その前後自民党が平穏に統治するだろう。」

 ↑これがノストラ朝日の大予言の要旨である。
 ノストラ朝日の大予言には、様々な詩文が登場する。「危うさを感じる」、「何やらきな臭い匂いがしてきた。」みたいなヤツだ。
 他には↓こういう大予言もある。

 「西暦20XX年?の月、ジンケンシンガイの大王が天より下る。戦前の大王をよみがえらせるために。その前後『盗聴法(世間一般でいう通信傍受法のこと)』が議会で下るだろう。」

 「西暦20XX年?の月、ゼンタイシュギの大王が天より下る。戦前の大王をよみがえらせるために。その前後『国家機密法(世間一般でいうスパイ防止法のこと)』が議会で下るだろう。」

 こういったノストラ朝日の予言の数々。馬鹿馬鹿しいが面白い。
 朝日の記事の面白さはトンデモ破滅予言本と同じである。不安な気分を仮想体験させて欲しいという人々からの要求を朝日は満たしている。その意味で、朝日はある種の顧客の需要を満たしたものといえる。

 逆に言うと、新聞に

@ 正確な報道、正確な情報
@ 思想的に偏向しない客観的な報道

 などを求める人は、朝日など読むべきでないということだ。ノストラ朝日の記事を読んでそもまま真に受けるなど、普通の常識人のあり方ではない。
 朝日はトンデモ破滅予言本程度の娯楽的価値はある。しかしその程度の価値しかない。


 前のページ(朝日新聞報道年表)に 次のページ(朝日問題への対策)