国体創造 - 4 様々な提言

4.6 法律と裁判の全記録をDB化し、またインターネット掲示板のスレッド方式で裁判を行え

[執筆日:H15/6/20]

 政府機関が行うあらゆる公的な情報は開示されるべきだ。特に議会での議事や裁判については、特別な事情がないかぎり動画情報の形で即座に開示されるべきだ。
 と同時に文字形式ででも即座に開示するべきだ。その方法は簡単だろう。書記を速記からパソコンへの入力にあらためればいいだけだ。そうなればネットアクセスが可能な者は、チャっトを見るように議事や裁判を即時的に閲覧できるようになる。

 これを更に進めれば、例えば裁判についてはチャっトで行うという発想にいたる。発言一つ一つ、検事や弁護士が自分で直接チャっトで入力して裁判をすすめるわけだ。そしてその情報を全てリアルタイムでネットで開示するのがいい。
 例えばこうだ。

@ 裁判でのやりとりを発言者本人もしく代筆者がコンピュータに打ち込む。
@ スレッドは論旨に「法的根拠、判例上の根拠」を付与して行う。
@ 反論は「法的根拠、判例上の根拠」がなぜ論旨にむすびつかないのかを示す。(その場合も法的根拠等を併記)

 この方式の優れている点は、一般人が裁判の判決原文はもとより過程をも即座に綿密に知ることができるという点だ。
 日本であらゆる裁判が行われているが、おうおうに納得のいかない判決は多い。おまけに報道は時に恣意的だ。情報の発信元、伝達者双方に著しい問題点がある。元ネタをより早く正確に誰もが知ることのできるようにするべきだ。

 議事及び裁判の完全即時開示&ログ蓄積の制度が行われ、かつ「行政の長や議員に、記者会見をやめさせ議員会見、ネット国民会見を行わさせよ」で筆者が主張している「国民会見制度」が行われた時、過去のいかなる民主制をも凌駕した完璧なネット民主制が確立する。メディアの作り上げる『市民の声』などではなく、真の国民意識にもとずく民主制だ。国民意識からかけはなれた判決、法律、憲法などを一切許さない国民が史上最強の権力を有する完全民主制。

 また議会の評決も誰が何に賛同し反対したのかを明瞭に記録する必要がある。そのためにも議員席から電子投票を行うことができるようにするべきだ。

 腐った公的媒体の経由による歪曲トリミング誇張所感予断にはもううんざりだ。政治家や裁判所が行う公的活動を我々国民が直接簡単に即座に知ることができるようにするべきだ。

余談:サヨク諸氏は筆者を「民主主義者」と罵倒せよ

 サヨクは時折筆者を「ファシスト」とか恥ずかしい罵倒結論を連呼する。例えば本文を読んでもらえればわかると思うが、筆者は徹底的なまでに民主主義者である。民主主義者だからこそ国民は政治権力者として国防などの責務を果たす必要があると主張するわけであり、民主主義者だからこそ日教組や全教のような主権侵害役人組織を批判するわけであり、民主主義者だからこそ現憲法の非民主的な導入経緯を問題視するわけであり、民主主義者だからこそ国民の政治権力を奪おうとする外国の内政干渉を許さないわけだ。あえて単純に言いきれば、ようするに筆者が本ページを立ち上げた目的は「外国及びその腰巾着(サヨク)に奪われた政治権力を国民に取り返すこと=政治権力が国民にある社会体制を取り戻すこと」にある。
 このあまりの脳天気な大衆信頼ぶりは、大衆愚鈍論的な一部保守系からすれば許しがたく見えるかしれない。

 サヨク諸氏は筆者を「民主主義者」と罵倒するべきだ。「憲法制定能力のない日本国民」に憲法制定権という政治権力を与えようとする民主主義者、「悲惨な侵略戦争をしでかした日本国民」に国防権という政治権力を与えようとする民主主義者、「進歩的平和的な教職員組合」から教育権という政治権力を奪い国民にもたらそうとする民主主義者。筆者をそのように罵倒するべきだ。
 サヨクの主張をよく聞いてみると実質的に「日本国民に政治権力を与えるべきでない」という主張にいきつく。「教育権は国民ではなくサヨク教職員組合の支配下におかれるべき」であり、「教科書は国民ではなく支那や朝鮮の検閲下におかれるべき」という発想に実質的に立つ。

 サヨク諸氏は我慢することはない。筆者を民主主義者と罵倒し、「日本国民に政治権力などいらない。全政治権力を支那に明渡すべき。」と大声で自白したまえ。


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