4.2.4 官公労が支持する政治家に投票してはならない
[執筆対象:官公労][病理:利権体質]
平成十一年、民主党代表選に出馬した横路孝弘氏は北海道の元知事だった。ヘーワケンポーダイ9ジョーをマモレでおなじみのサヨク政治家横路孝弘氏である。この横路孝弘知事のもと、北海道庁はカラ出張天国となった。北海道庁の官僚はカラ出張しまくり、道民が収めた税金をたらふく横流ししまくった。
なぜ、こうなるのか。
それは横路孝弘氏が官公労の支持を得て当選してる政治家だからだ。そんな政治家が、自分に票を入れてくれる相手に対して、厳しくカラ出張を規制したりできようか。
(1)我々国民にとって望ましい政治家とは
最小のコスト(税金)で最大の成果を上げることのできる政治家。つまり人事面では、より役人を少ない数に押さえ、より安く、有効に使える政治家そこが最も望ましいのだ。もちろん、官僚による税金の収奪を防止できる政治家であるべきだ。
(2)我々国民にとって望まくない政治家とは
大量のコスト(税金)を浪費しながら、その割に成果が少ない政治家。つまり、大量の官僚を安直に雇い、大量の退職金や賞与を与え、しかも官僚機構にある多くの無駄を放置もしくは増大させ、官僚に怠慢させる政治家である。更に、官僚による税金の収奪を見て見ぬふりをする政治家などは特に望ましくない。もちろん、これらは全て税金の高騰となって我々国民に跳ね返る。
官公労の支持を得ている政治家が、(1)の政策をとることなどありえようか。あるはずがない。必ず(2)となる。票田を大切にするのは政治家の常である。
我々国民は、官公労の支持を得ている政治家には絶対投票するべきではない。官僚による官僚のための官僚の政治となる。お役人様に税金を貢ぎたい場合は別だが。
昭和四十七年から平成七年まで六期二十三年間という長期にわたって社会党推薦革新系知事、故田川亮三氏が支配した三重県。広島県に続いて校長が自殺したことで有名だ。そこにおける教職員組合官僚の腐りきった実態が報告されている。
一週間の受け持ち授業時間は,少ない教員で四時間,半数近くが十時間未満しか受け持っていないという恐るべき怠慢。おまけに勤務中の組合活動。こういった怠慢役人の給料は、全て納税者が負担することになるのだ。
その教員を監督するべき県教委職員の四割以上が、組合員らしい。めちゃくちゃだ。泥棒に泥棒を監督させるようなものだ。こういった教育委員会と組合の癒着構造により、多くの怠慢や官僚既得権擁護や職場での政治活動がまかり通るようになってしまっている。
もちろん、こういう癒着構造、官僚怠慢構造(つまり税金浪費構造)を作り出した(少なくとも看過した)責任者が、前述のサヨク知事であるのは間違い無い。
サヨク政治家に投票すると例えばこうなるという実例だ。
つまり、日教組や全教など各種官公労の支持を得ている社民党とか共産党とか民主党の一部とかのようなサヨク候補者には、我々国民は投票してはならないということだ。