現在、被害者の写真が大々的に公開され、加害者の写真はほとんど隠蔽される。何かおかしくはないだろうか。強姦殺人をされた女学生の顔や住所や学校を大々的に公開し、さらし者にするこの有り様。これは被害者を辱めるだけではあきたらず、遺族をも隣近所からの好奇の目にさらし、更なる地獄に叩き落とす効果もある。
被害者の顔写真など身元掲載は、以下の特殊な前提があってのみ行われるべきだ。
* 捜査を行う上で被害者の身元公開が必要だと警察が認めた場合。
* 遺族が承諾した場合。
ある女学生が多くの級友に、毒のビンをダイエット飲料と称して送り付けた事件が起きた。これにを飲んだある男子生徒が重体となった。それについての、校長によるコメント。
「女学生が学校に戻ってきた時、あたたかく迎えてあげたい。」
この校長、馬鹿ではないか。戻ってきた時、あたたかく迎えてあげるべきなのは、毒を飲まされ入院のハメになり長期欠席を余儀なくされた男子生徒に対してである。