表題を見て「こいつ左翼か?」と思った人もいるだろう。
伝統的な左翼は自分たちを「労働者の味方」という位置づけにし、自分たちの考えと異なる勢力を「資本家の手先」という位置づけにしたがる。「資本家の手先」などと言われたところで、そもそも「資本家」などという言葉とは無縁な人からすれば「ハア?」という感じだろう。
少なくとも筆者に関しては「資本家の手先」という位置づけにはあたらない。労働者が著しく過酷な労働環境におかれることや過度な低賃金労働は抑止されるべきだと考えるし、労災制度にも賛成だ。「労働者の味方」を自称する「支那政府当局の味方」の政党であるとか、「労働者の味方」を自称する国民の政治権力を盗む主権侵害税金泥棒怠慢役人組合を否定しているに過ぎない。
テレビインタビューで、支那で経営をしている企業経営者が「日本政府はチューゴクとの敵対を避けるべき」とやたらと強調していた。日本敵視政策が国是の支那の狂的差別的な日本敵視政策には押し黙ったままで。
その経営者はテレビインタビューでさかんに「支那で、低賃金のみに価値を見出しているわけではない」と強調する。そりゃそうだろう。労働者が劣悪な労働環境にも甘んじざるえない点にも、資本家からすれば魅力ある点に違いない。人間が掃いて捨てるほどいる支那では就業希望者などいくらでもいる。労働者使い捨て放題、搾取やり放題の資本家天国だ。
資本家連中が支那で経営するにあたって重要なことは共産党のご機嫌取り(付け届けも含めた?)のみである。共産党への御機嫌伺いさえ怠らなけば支那での企業経営は安泰だ。労働者の利益擁護になど何一つ配慮する必要はない。だからこそ、彼らは力いっぱい支那共産党のおべんちゃらに終始し「日本政府はチューゴクとの敵対を避けるべき」などと拡声器となって汗水たらして大活躍する。労働者は低賃金奴隷労働につかせておきつつ。
本文に記しているように、日本の労働組合及びその支持政党は、支那での労働問題には完全沈黙思考停止をする。なおのこと労働環境への配慮は不要となる。