山崎幹事長は平成十三年八月に、わざわざ東南アジア歴訪し、我々日本国民が祖国のために命を捨てた戦いを「耐えがたい苦痛を与えた」行為と切り捨てた「首相談話」を文書にしてばらまいてきた。勝手に東南アジアで「参拝への懸念が広がっている」ことにして、勝手に「理解を求め」始め、まったく無用な「首相談話」をばらまいてきた。徴兵した政府が徴兵され命捨てて戦った自国民兵士を「耐えがたい苦痛を与えた者」と罵倒する文書を自ら進んで外国にばら撒く有様。吐き気がするような異常性だ。
それに対してカンボジアのフン・セン首相は「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」と述べた。そしてフン・セン首相がODAを減額しないように頼むと、山崎氏は「民主主義の発展や人権状況の改善を条件に、できるだけ減らさないように努力する」という主旨を述べたという。
「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」と理解を示すカンボジア→カンボジアの社会体制に対して説教。
「靖国サンパイハンターイ」と大騒ぎする支那韓国→内政干渉に何一つ不快感を示さず、おろおろ「亀裂の回復」に奔走。
なんじゃこりゃ。民主主義や人権状況云々を説教するべき相手は言論弾圧国家韓国であり、それ以上に虐殺弾圧国家支那だろう。考え違いをするべきでない。
カンボジアのように低姿勢な相手には威張って説教するが、支那韓国のように高飛車に威張る相手には平身低頭。外交の方策として最悪のものだ。
こんなことを繰り返せば、諸外国はこのように考えるようになるだろう。
「日本に対しては昔の戦争を持ち出して高飛車に威張れば、日本は平身低頭をして金を出す。逆に日本の方策に理解を示せば日本は安心して威張りだし、国内の社会体制にまで及んだ説教を始め更にはODAすら減らされかねない。日本と付き合うあたっては、日本のやることなすこと一切理解せず、昔の戦争を持ち出してナンクセをつけつづけるのが得策だ。」
まさに支那韓国は↑このように学習し実践し成果を上げ続けている。
高飛車な反日国家には媚びて金をばらまきまくり、日本に理解を示す国には威張るのが日本外交のようだ。山崎氏の目的は全アジアに反日包囲網を構築することにあるのだろうか。そう仮定するなら、きわめて合理的な行為だ。山崎氏のようなやり口を続けていれば、全アジアで「日本と付き合うあたっては、日本のやることなすこと一切理解せず、昔の戦争を持ち出してナンクセをつけつづけるのが得策だ。」と考える国々は増える。そして徹底した反日包囲網が構築されるだろう。
山崎氏の目的がその点にあると仮定するなら、支那韓国については山崎氏の目的はすでに成功している。靖国神社参拝の日にちをづらしたり教科書内政干渉をごていねいに受け入れたりすることで、「日本と付き合うあたっては、日本のやることなすこと一切理解せず、昔の戦争を持ち出してナンクセをつけつづけるのが得策だ。」と思わせることに大成功した。
結局どうするべきなのか。簡単だ。
反日国家には一切エサをやらず相手にせず、親日国家には徹底して援助しまくることだ。そうすれば、諸外国はこれを学習し親日国となるだろう。
今はその逆を行っている。支那のような高飛車な反日国に対してご機嫌とりの膨大な援助を行っている。こういうことを続ければ諸外国はこれを学習し高飛車な反日国となるだろう。そして、すでに韓国はそうなったのだ。
国と国とは何が何でも「友好的」であるべきだという強迫観念から解き放たれるべきだ。日本政府はもう全方位外交をやめると宣言するべきだ。
支那韓国とはまともに付き合えないと突き放つことだ。嫌なヤツとは無理につき合わないことだ。無理矢理、嫌なヤツとつき合おうとするから不自然なことになる。
実は、連中は日本から見捨てられることを何より恐れている。支那韓国は戦前同様に今も日本におんぶにだっこ状態なのだ。そんなことは連中の政府自身が理解している。逆説的かもしれないが、日本が連中をつきはなち距離をおけば、逆に支那韓国との付き合いはまともなものになるだろう。
占領軍および支那韓国から刷り込まれた神経症じみた戦争トラウマから日本が解き放たれない限り、支那韓国はいつまでもこれを利用し続けるだろう。