左翼がサヨクにさよく時 - サヨク問題に関する総括(問題点と対策)

靖国参拝に抵抗するサヨクが共産支那に公式参拝を繰り返す

[執筆日:H13/8/19]

 小泉総理は、ここまでひどい四面楚歌におかれるとは思わなかっただろう。総理の靖国神社参拝に支那韓国から文句がきたら、小泉首相の側近や与党関係者の何人かが首相を全く守らず、要領よくそそくさと支那韓国の側についた。あたかも誰が一番共産支那に気に入ってもらえるかを競争するかのように、次から次へと共産支那に公式参拝をし、徹底した首相攻撃を開始した。

1: 支那やマスコミの攻撃から自国総理大臣を全く守ろうとしない与党関係者

 田中外務大臣がひき起こした度重なる不祥事を小泉総理はさんざんかばってきたが、田中外務大臣はそれを全く意に介さなかった。支那からの総理への参拝やめろ攻撃に対して、日本の立場を主張し総理を守るという外務大臣の本来の職務を果たすどころか、支那からの対小泉圧力に唱和し加担した。支那の外相から「やめなさい」とゲンメイされ、そのゲンメイをまるごと小泉首相に伝え、おまけに自分も反対だと懸命に訴えた。
 この人物は一貫して自分のことしか考えていない。選挙応援失言騒動で謝罪させられた今も、自分が他人にどんな迷惑をかけたのかを一切思考えず、他人を呪い自分の境遇を嘆いているのだろう。「自分が女だから妬まれる」とか、外部の責任に転化して。他の女の閣僚はぜんぜん非難されていないにも関わらず。

 支那と韓国で布教のやりたい公明党は、総理の靖国神社参拝に徹底して反対した。支那と韓国で円滑に布教をするには支那政府や韓国人の心証を良くしておかねばならない。公明党は、創価学会の布教という大目的の前では、日本の国益も日本の独立も日本軍兵士遺族の気持ちも信教の自由も、ゴミクズだと認識していることをあらためて示した。ホウリンコウ弾圧でおなじみの共産支那からの小泉首相に対する信教の自由を侵害する弾圧に、公明党は徹底して加担し異教弾圧ぶりを示した。
 はっきり言えば創価学会にとっては、異教の施設である神社そのものが気に入らないのだろう。

 土建抵抗勢力の筆頭、野中ヒロム氏は総理から頼まれもせぬのに支那を訪問し、お達しを丸ごと拝聴し「戦後賠償を放棄したチューゴクの寛大さ」をテレビでせつぜつと訴えていた。この男はいつも平気で嘘をつく。以前も「在日韓国人の多くは日本の『強制連行』で連れてこられて人々」という嘘八百を垂れ流していた。そもそも共産支那には賠償請求権自体が存在しない。日本軍が戦闘をしてたのは共産党軍ではなく国民党軍だからだ。戦ってもいない相手になど戦後賠償などする必要がない。だから共産支那への賠償など発生しなかったのだ。これはNHKなどの支那事変ドキュメンタリーなどでも、国民党軍と共産党軍をごちゃまぜにして「チューゴク軍」と呼称することで露骨に隠蔽している。ちなみに、戦後賠償を放棄したのは台湾である。
 典型的土建抵抗勢力のこの男は、小泉潰しの機会が得られたとなると、イソイソ支那に出向いて支那からの自国首相への非難に唱和した。十八番とする法螺宣伝のおまけつきで。
 結局、我々子孫に対して膨大な赤字国債を相続させる結果をもたらした主犯が、この男なのだ。700兆円もの赤字国債をもたらした大きな要因の一つが、景気対策と称し赤字国債を乱発して延々と繰り広げてきた土建公共事業と支那朝貢ODAにある。その主犯が、この野中なのだ。自分たちがいくぶんかの不景気さに甘んじるのが嫌なばかりに、外国との国益をかけた交渉を怠けるために、子孫の金をごっそり盗む行為を推し進めた中心人物である。
 外国のご機嫌をとるために我々国民の祖先を泥足で踏みつけて平然としていられる野中なればこそ、若者や子孫から膨大な金を盗み膨大な負債を子孫に押し付けて平然としていられるわけだ。しかもこの男は、子孫に押し付ける赤字国債の量がまだ不足していると言わんばかりに、ちらほらと下馬評通りに抵抗勢力の片鱗を見せている。
 人間の思い上がりや卑劣さなど汚らわしい部分を凝縮して練り固めたような男だ。おぞましさに身の毛がよだつ。この男が死ねば日本の社会問題のかなりの部分が解決するだろう。

 妥協調整政治の権化にして風見鶏の山崎幹事長も、脱党騒動を引き起こし直前でやめて男を下げまくった加藤氏も、土壇場で日にちの回避や参拝形式にこだわり、やたらと制限を加えようとした。
 加藤氏は自分が脱党バックレ騒動で恥じかき男になったから、小泉総理も同様の立場に引きずり落とそうとしたのだろうか。自分がなれなかった総理大臣に、まんまとなった小泉氏を妬んで。靖国神社参拝を定刻通り貫徹されたら、小泉総理がカッコ良くなりすぎる分、直前脱党回避男、加藤氏の恥カキぶりが浮き立つ。小泉総理も同様の立場に追い込むにこしたことはないだろう。加藤氏にしてみれば。
 山崎氏のような妥協調整政治の権化にして落とし所探しを趣味にしているような男は、反対を打ち破って進むべき今の時代には最も必要の無い人材である。特にリーダーにふさわしくない。今の時代に必要なのは、猛烈な批判があった時に、リーダーなら頑迷堅固に貫徹する人物であり、リーダーの補佐ならリーダーをかばいぬく人物なのだ。リーダーから頼まれもせぬのに落とし所探しに奔走し、リーダーにしつこく勧める人物ではなく。
 この人物は、今ごろ「現実的な判断をした」とトンチンカンな自画自賛をしていることだろう。いつ参拝しようが支那韓国にとっては、まったく関係なかったにもかかわらず。ちなみに、どうでもいいことだが顔がラッシャー板前に似ている。
 この二人は小泉氏の友人らしいが、本当にそうなのか疑問だ。真の友とは、窮地にあるときにこそ力になる人物である。外国政府などからの攻撃により窮地にあるときに、これ幸いにとかさにかかって更なる窮地に追い込む人物ではない。まあ、政界に政争打算策謀はあっても友情などないと言いきれば、そうかもしれないが。

 野党も小泉攻撃に加担したが、野党はそれが仕事であり、ある意味やむおえまい。ただほとんどの政党は、攻撃の方法と内容が底無しに腐っていた。
 方法については、支那韓国の外圧を誘致するという、愛国心ゼロを露呈する底無しに卑劣で売国的なやり口だ。民主党管氏はテレビで「外国が言うからではなく」とさかんに訴えていたが、党首鳩山氏がわざわざ韓国を訪れ得意げに対日批判への唱和をしており説得力無しだ。内容は、国民意識とは全く逆方向に向かったものだ。小泉氏の周囲の有象無象が、国民意識を汲み取らず外国政府のご機嫌のみを声高に心配する中で、国民意識の汲み取り不足を非難するのではなく、外国政府の更なるご機嫌配慮不足を非難していた。だめだこりゃ。

2: 情で動く小泉氏

 つまりは小泉総理は、支那の犬(ようするにサヨク)の、底無しの卑劣さ薄汚さ陰湿さ執拗さを理解していなかったのだろう。森総理同様に善人すぎるのだ。だから他人の悪意を見抜けない。もちろんそれが魅力でもあるのは理解してはいるが。
 今回の騒動で明らかになったのは、小泉氏は右翼どころかいわいる保守系とも違うということだ。サヨクは小泉氏を右翼呼ばわりするするが。
 彼が靖国神社参拝にこだわったのは特攻記念館での凄惨な実態を見たからだという。たぶん本当だろう。あまりに高貴な命が失われたことに小泉総理は感涙した。情の人間だ。後になって与党瓦解を防ぐために、頼むから参拝をやめてくれと頼まれればやめてしまう。情の人間だ。「近隣国に惨禍をもたらし」とか、平気で口走る。ニホングンにギャクサツされた?支那人カワイソウと本気で思っているからだろう。情の人間だ。

 情(つまりは感情)のみで動く人間が総理であってもまあいいだろう。小泉氏の他人の悪意や嘘を見抜けない欠点を補い、補佐する側近がいる場合は。悪意の権化にして陰湿きわまりない支那及びその犬からの攻撃を予測し、対処する策謀を行うことのできる側近。それが必要なのだ。
 ところが周りには、小泉引き摺り落しをねらう抵抗勢力や、支那の悪意ある策謀に加担する支那犬だらけであることが明らかとなった。

 小泉総理の前途は多難だ。