左翼がサヨクにさよく時 - サヨクの主張を検証

サヨクの創世神話(サヨクが祖先罵倒を好む背景)

[執筆日:H12/8/12][病理:戦前罵倒]

 サヨクのもっとも知られた特徴の一つ戦前罵倒。GHQからのお達しそのままに「大東亜戦争はただシンリャク」と総括するなど。この件に限らずサヨクは社会主義者の昔から、ひたすら祖先罵倒祖先蔑視に終始してきた。
 ひたすら罵倒をする目的は何か。相対的に引き立てたい存在があるからだ。誰を引き立てたがっているのか。要するにそれはサヨク自身なのだ。

 サヨク史観の歴史書を見ると内容はおおむね↓こういうものだ。

1:労働者意識、民主主義意識の欠如した愚者。「古い因習」に疑問をいだかない愚者。及びをそういった愚者を搾取し続けた悪者。かつて日本は、そういった連中の徘徊する暗黒社会であった。
2:そこに、労働者意識、民主主義意識の高い、「古い因習」を疑問視する「目覚めた人々」が現れ、政府などに抗議や抵抗運動を行った。
3:やがて「目覚めた人々」の力などにより、日本は民主的な憲法が施行され日本は民主制社会となった。

 これがサヨクの神話である。サヨク自身を、混沌と暗愚に満ちた社会に現れた救世主、賢者と信じさせてくれる神話だ。左翼全体主義体制では、まさにこういった異常な神話が学校で教えられる。革命共産政権を救世主、賢者と規定した形で。
 自由主義国家のはずの日本でもほぼ同様の革命神話が、更に醜怪な形で現在学校で教えられている。占領軍を「民主主義の存在しない暗黒社会日本に民主主義を与えにきた救世主」と規定する神話だ。

 我々の祖先を、「労働者意識の欠如した愚者」、「民主主義意識の欠如した愚者」、「『古い因習』に疑問をいだかない愚者」、「及びをそういった愚者を搾取し続けた悪者」のいずれかと総括する。
 そのように徹底して祖先を貶めておいて、自分達を「労働者意識の高い賢者」、「民主主義意識の高い賢者」、「『古い因習』に疑問をいだく賢者」、と規定するというわけだ。
 要するにサヨクがサヨクである本質的な目的は、自らをこのように規定すること自体にある。サヨク運動に参加すれば、そういう仮想世界にどっぷり浸ることができる。(筆者はその仮想世界が、単なる仮想であるという現実を突きつけているに過ぎない。)

 自らを「目覚めた賢者(オウム真理教でいうステージの高い人間)」などと規定して、祖先や世間の人間より自分を一段高く置こうとする発想。新興カルト宗教の発想であり、底無しに思い上がった発想だ。
 要するに人として根本的に間違っているのだ。サヨクは。社会主義者の昔から一貫して。