左翼がサヨクにさよく時 - サヨクの主張を検証

「天皇主権←→国民主権」という形で両者を対立要素として提起すること自体が嘘

[執筆日:H12/5/21][病理:GHQ憲法による軍事力弱体化]

 「戦前は天皇主権、戦後は国民主権」という嘘宣伝の目的は、言うまでもなくテンノーセーハンタイにある。こういう嘘宣伝をする人間は、要するに↓こういうイメージを国民に刷り込もうとしているのだ。

 戦前:天皇が支配して戦争をした悪い社会体制
 戦後:天皇の力が抑制されたおかげで良くなった社会体制
 だから天皇がいなくなればもっと良くなります。

 完全な革命史観やんけ。ロシア革命にあこがれた戦前の共産党レベルで意識が停止している。幼児向けヒーロー物テレビ番組並みの発想。こんなマヌケなイメージ操作にやすやすと引っかかるのは、下級サヨクの他にはおるまい。

 結局「天皇主権←→国民主権」という形で主権の対立要素として提起すること自体が嘘なのだ。
 天皇であろうが誰であろうが、特定個人が国民一人一人の「主権」なるものを抑制したり剥奪することなど実際的にできない。実際的にそれが可能なのは、国民一人一人に対して実質的に政策を行使する現場要員、つまり官僚である。
 国家体制を論じるにあたって主権者の所在を論じる観点となるのは「官僚主権←→国民主権」なのだ。実質的に政策を行使する現場要員、つまり官僚が「民意にもとずいた選挙で選ばれた主権代行者(行政の長や議会)に従わせる政治制度が確立しているかどうか。また実質的に従っているか。」が重要となる。

@ 政策行為者である官僚に対して、民衆が政策を押し付ることのできない社会体制(例えば江戸時代)
@ 政策行為者である官僚が、時に民衆の代表者に時に従わない社会体制(例えば日教組の存在する現代)

 こういう状態を、国民の主権が制限されている状態と言う。今現在、国民の主権が組合教師により制限されている現状にあるのだ。

 「天皇主権←→国民主権」という構図の喧伝は、「官僚主権←→国民主権」という本質的な主権の所在を示す構図を誤魔化す効果がある。組合官僚が国民の主権を剥奪している現状を誤魔化す効果が。

 我々国民はこういう誤魔化しに乗せられてはならない。「天皇主権←→国民主権」という構図の喧伝は、テンノーセーハンタイのプロパ効果があるのと同時に、サヨク官僚による国民に対する主権侵害の現状を誤魔化す効果があるのだ。