左翼がサヨクにさよく時 - サヨクの主張を検証

「第二次世界大戦は民主主義とファシズムの戦い」も嘘

[執筆日:H12/4/28][病理:対日侵略戦争美化]

 教科書では第二次世界大戦を「第二次世界大戦は民主主義とファシズムの戦い」などと今なお占領軍のお達しのままに総括している。いいかげんにしてもらいたい大嘘である。

[1] 民主的な社会体制だったのは、敗戦国側。むしろ戦勝国に非民主的な国が多かった。

 第二次世界大戦における、それぞれの国のうち主要な国の社会体制を以下に列記する。

敗戦国側

  日本:秘密選挙制度が確立した社会体制(ただし参政権は成人男子のみ)
 ドイツ:秘密選挙制度が確立した社会体制(成人男女に参政権あり)

戦勝国側

アメリカ:秘密選挙制度が確立した社会体制(ただし黒人には参政権なし)
 旧ソ連:当局に投票した内容を知られる選挙制度。その結果時に当局に殺される社会体制。
  支那:清王朝滅亡で混乱期にあり選挙どころかまともな政府すらない社会体制

 上記下記を比較してみて欲しい。「戦勝国側=民主主義、敗戦国側=非民主的」などとは全く言えないことが判るはずだ。
 こういった筆者の言い草に対して以下の反論がありうるだろう。

日本やドイツは戦争をしている→だから非民主的

 間違っている。
 戦争と民主主義は対立概念ではない。戦争をするかどうかと、民主主義うんぬんと直接関係ない。民主主義とは民意で政治を行おうという主義主張だ。例えば民意が戦争を支持するとはありうる。例えば当時の日本も、人々の圧倒的な支持があって戦争は開始された。
 戦争は政治制度ではなく政策である。民主制は政治制度にすぎない。

ドイツはユダヤ人を虐殺している→だから非民主的

 間違っている。
 政府による特定民族虐殺政策と民主主義は対立概念ではない。虐殺政策を行うかどうかと、民主主義うんぬんと直接関係ない。民主主義とは民意で政治を行おうという主義主張だ。例えば民意が虐殺を支持するとはありうる。例えば当時著書演説その他で繰り返し反ユダヤ主義を主張してきたナチス党も、人々の圧倒的な支持を受けて与党となっている。
 ユダヤ人虐殺は政治制度ではなく政策である。民主制は政治制度にすぎない。ちなみに筆者はナチスドイツによるユダヤ人虐殺の政策を全く支持しない。

 我々はおうおうに政治制度と政策を混在させて論じる。特に民主主義とか全体主義を語る場合に。政治制度とは、為政者の選出方法、為政者の交代方法、為政者の権力組織関係(三権分立など)、などの規定をいう。政策とはそういった規定のうちで実際に行われる政治の内容をいう。

[2] 戦前の日本はファシズム国家ではない

 サヨクによる逆ギレ罵倒用語として知られる言葉、ファシスト。教科書その他によると戦前の日本はファシズム国家らしい。サヨクもまたそのように汗水たらして力説する。全く違う。戦前の日本はファシズム国家ではない。

 そもそもファシズムとは何か。広辞苑の記述をまとめるとファシズム国家の要件はおおむね以下である。

要件一:全体主義(国家などが個人に対して絶対的に優位とする思想)的
要件二:議会制度の否認
要件三:一党独裁
要件四:政治的自由の極度の抑圧
要件五:侵略政策

 戦前の日本について要件のそれぞれを検討する。

要件一:全体主義(国家などが個人に対して絶対的に優位とする思想)的

 戦前の日本は要件一にあてはまらない。
 実は戦前の日本は世界的基準から見て、公的な存在が個人より際立って優位とされたわけではない。徴兵、国体破壊言動の制限など、全て現在も普通の国ではなんら珍しくない。むしろ現在の日本が、世界的にもたぐいまれなほどに公的な存在に対し個人が優位となっている。戦前が世界一般普通のレベルであり、今が異常なのだ。
 逆に対日戦勝国に飛び入りした当時の旧ソ連は間違いなくこれにあてはまる。スターリンのウルトラ全体主義恐怖政治の時代だ。

要件二:議会制度の否認

 戦前の日本は要件二にあてはまらない。議会は立法し予算を承認するなど、行政と独立して機能していた。
 逆に対日戦勝国に飛び入りした当時の旧ソ連は間違いなくこれにあてはまる。共産党一党独裁下の議会であり、実施的に独裁政党の下請け状態だからだ。支那もこれにあてはまる。当時の支那は、議会どころか政府すらまともに機能していない。

要件三:一党独裁

 戦前の日本は要件三にあてはまらない。
 いうまでもなく戦前の日本も普通の多党制民主国家であった。戦時中は大政翼賛会に集約されたが、国家的危機にさいして各政党の自発的な意志で集約されたものだ。独裁政党が諸政党を弾圧して潰した結果ではない。
 逆に対日戦勝国に飛び入りした当時の旧ソ連は間違いなくこれにあてはまる。諸政党を弾圧して駆逐し、共産党のみを合法政党とする典型的共産党一党独裁体制だ。

要件四:政治的自由の極度の抑圧

 戦前の日本は要件四にあてはまらない。
 言論の自由はあった。各種新聞による政府批判も行われていた。治安維持法により制限されたのは、根本的に国体を転覆させることを目的とした言動(共産主義暴力革命思想など)である。これは普通の国ではほとんど制限されている。極度の抑圧などとは言えない。
 もちろん旧ソ連は要件四に当てはまる。
 また米国では当時黒人には参政権はなく、黒人の政治的自由は極度に抑圧されていた。

要件五:侵略政策

 戦前の日本は要件五にあてはまらない。
 大東亜戦争は侵略ではない。侵略政策を行い続けたのは、東南アジアなど世界中を数百年植民地支配しABCD包囲陣をしきハルノートを突きつけた欧米列強である。大東亜戦争はそれとの抗戦である。
 戦勝国側は全てが要件五に該当する。

 見ての通り戦前の日本は要件一〜五全てに該当しない。当時の世界の諸国情勢をかんがみた時、当時の日本はなんらファシズム国家ではないのだ。「教科書に日本はファシズム国家と書いてあった→だから事実」ではなく、このように時に自分で検証してみる必要がある。
 逆に戦勝国側にこそファシズムの匂いがぷんぷんする。特にソ連あたりから。

 ただしイタリアはまぎれもなくファシズム国家である(なにしろファシズムの語源となった政党が与党)。ドイツも同様である。

[3] 「第二次世界大戦は民主主義とファシズムの戦い」は占領軍の洗脳宣伝によるもの

 言うまでもないが、「第二次世界大戦は民主主義とファシズムの戦い」という構図は、占領軍の洗脳宣伝によるものだ。アメリカが占領軍必死で日本をもドイツ同様の社会体制であったことにして、原子爆弾投下など日本人への虐殺を正当化しようとしたわけだ。「戦勝国アメリカはセーギの見方。敗戦国日本はワルモノ。」という構図をさかんに喧伝することで。
 この戦勝国による虐殺を正当化するための洗脳は、占領終了後も組合教師文部省マスコミ(つまりサヨク)に明瞭に引き継がれている。「アメリカ様、憲法投下をありがとう。」
 もうこんな馬鹿げた洗脳から脱却する必要がある。

 ヨーロッパ大戦は、
  アフリカ植民地主義(イギリスフランス)と、新植民地主義(イタリア)の戦い。
  侵略主義(ドイツ)と、ヨーロッパ諸国の戦い。

 だが、

 大東亜戦争は
  植民地主義(欧米列強)と、虐げられてきた東亜諸国(日本及び大東亜共栄圏に参加した国々)の戦い。
  植民地主義と、虐げられてきた世界中の有色人種の未来を担った戦い。
  侵略主義(ソ連)と、日本の戦い。

  要は 大東亜戦争とは人種差別主義者と虐げられてきた有色人種の戦いなのだ。