上記に出てきた大恥ドラクエ評論の国会議員、福島某。実はこのヒト、ダンジョサベツ吊し上げ絵画展覧会を開いた前歴がある。
ある夜の討論番組(題名及び日時は忘れた)で、自慢げにそのレポートを行っていた。
福島某によれば「絵画などの題材に女が多いのはダンジョサベツ」とのこと。そういう「ワルイ絵画」を集めて、悪意あるコメントをつけ吊し上げる展覧会を開いた有り様を、鼻高々と自慢していた。
完全に狂っている。
筆者の知る限り、これと同じ暴挙を行った存在はただ一つだ。ナチスである。
ナチスは「ユダヤ的芸術」と称するユダヤ人作の絵画などを集め、悪意ある配置と説明をつけた展覧会を開いた。ヒトラーが退廃芸術と呼称して否定したのは抽象画などだ。
逆にナチスが積極的に肯定し推奨したのは、「肉体の美しさ」やら「労働の尊さ」などと言う主題である。ナチス時代にギリシャ彫刻のような裸体像が大量に作成された。
サヨクの芸術観は、ナチスのそれと極めて共通している(そもそもナチスは社会主義政党なのだから当然かもしれないが)。上記の展覧会を開いたサヨクもさかんに「肉体の美しさを表現することはいいんですよ。」などと繰り返していた。
サヨクもまた「肉体の美しさ」やら「労働の尊さ」みたいな歯の浮くような主題を推奨する。ついでに日本のサヨクは「(日本軍による)戦争の悲惨さ」とかも好きだ。
こういう幼稚園の宗教絵本みたいな歯の浮くような説教であらゆる文化が埋め尽くされた社会。それにあてはまらないあらゆる芸術が吊し上げ添削弾圧粛正迫害対象となる社会。それが支那とか旧ソ連とか北朝鮮みたいな社会主義体制なのだ。
筆者が子供のころ、北朝鮮から聞こえるラジオの宣伝放送を大笑いしながら聞いた覚えがある。歌の題名などが長くて滑稽なのだ。「偉大なる金日成主席は、労働者のために大いなる涙を流した。」みたいなヤツだ。アナウンサーが絶叫調なのが更に笑いを誘う。そして大合唱の歌が始まる。こうなるともう腹をよじって大笑いである。この抱腹絶倒の面白さを読者諸氏に伝えられないのはじつに残念である。
読者諸氏はこういう音楽しか聞けない社会に住みたいだろうか。いや、数回聞く程度ならめちゃくちゃ面白いのだが。